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 川田建設は、栃木県(那須工場)と大分県(九州工場)に2つのプレキャスト製品工場を保有し、
両工場をベースに全国へのプレキャスト製品の供給を行っています。また、技術研究所では、橋梁をはじめ、
さまざまな社会的ニーズや問題解決に向けて、新技術の研究開発、試験等を実施しています。

 川田建設は、栃木県(那須工場)と大分県(九州工場)に2つのプレキャスト製品工場を保有し、両工場をベースに全国へのプレキャスト製品の供給を行っています。また、技術研究所では、橋梁をはじめ、さまざまな社会的ニーズや問題解決に向けて、新技術の研究開発、試験等を実施しています。

プレキャスト製品工場

  • 那須工場(栃木県大田原市)

  •  東日本地域および北陸・中京地区に向けて供給するプレキャスト製品の生産拠点です。プレテンション桁やプレビーム桁、Pca桁などの橋梁関連製品をはじめ、防災施設、建築梁・柱、土木関連製品までを一貫して生産しています。栃木県は、製作に必要な良質な骨材などが豊富であり、また、国道4号線に隣接した立地により、施工現場への搬入体制も充実しています。建築PC部材では、PC部材品質【N認定】【H認定】を取得し、さらに土木PC部材においても、橋桁、PC床版などの日本産業規格(JIS A5373)の認証を取得しています。

  • 電話番号

  • 0287-29-2711

  • FAX

  • 0287-29-3638

  • 所在地

  • 〒324-0037 栃木県大田原市上石上1848

  • 敷地面積

  • 88,440㎡

  • ベンチアバット

  • 7,000kN 76m×1基
    5,000kN 76m×2基
    5,000kN 57m×1基
    5,000kN 101m×1基
    4,500kN 28m×1基
    4,500kN 20m×1基

  • 時間当たりの生コン供給量

  • 1.7㎥×1基,2.3㎥×1基

  • 製品曲げ試験装置

  • 1,000kN×1基

  • PC関連JIS

  • JIS A5373(認証番号TC0308121)

  • PC部材品質認定

  • H認定(平成23年4月1日取得,平成26年4月1日更新)
    N認定(平成26年4月1日取得)

  • 九州工場(大分県杵築市)

  •  西日本地域に向けて、プレキャスト製品を搬入する生産拠点です。プレテンション桁やプレビーム桁を中心に、建築、土木の両面で信頼される製品を供給しています。建築PC部材では、PC部材品質【N認定】を取得し、土木PC部材においても橋桁、PC床版などの日本産業規格(JIS A5373)の認証を取得しています。また、納屋公共埠頭までわずか200mの距離にあるため、別府湾からの製品の海上輸送が可能です。あらゆるニーズに応える最新鋭のPC工場として、本州はもちろん、離島への製品供給も充実しています。

  • 電話番号

  • 0978-66-4020

  • FAX

  • 0978-66-4021

  • 所在地

  • 〒873-0007 大分県杵築市片野1150-212

  • 敷地面積

  • 82,118㎡

  • ベンチアバット

  • 7,000kN 75m×1基
    5,000kN 75m×1基
    5,000kN 70m×1基
    5,000kN 28m×1基

  • 時間当たりの生コン供給量

  • 1.7㎥×1基

  • 製品曲げ試験装置

  • 1,000kN×1基

  • PC関連JIS

  • JIS A5373(認証番号TC0808037)

  • PC部材品質認定

  • N認定(平成26年4月1日取得)

技術研究所

  • 技術研究所(栃木県大田原市)

  •  橋梁をはじめ、さまざまな社会的ニーズや問題解決に向けた新技術の開発のため、平成10年に開設しました。構造物の静的・動的載荷試験、材料試験や施工性確認試験、クリープ試験などを行うことができる、業界トップクラスの総合試験・研究施設です。また、大学などの研究機関とのネットワークも充実しており、先端技術を駆使した製品開発などの成果を次々と上げています。

テストフロア

  •  エクストラドーズド橋サドル部実物大試験、複合トラス橋の各点部載荷試験、高速道路橋の床版取替え用プレキャスト床版継手部試験などを実施しました。

構造物試験状況

  • エクストラドーズド橋サドル部実物大試験

  • 複合トラス
    格点部載荷試験

材料試験状況

  • 高炉スラグ微粉末配合コンクリートの開発

  • フライアッシュを用いた実物大試験桁の載荷試験

主要設備性能表

載荷フレーム 容量 静的 5,000 kN
動的 1,000 kN
静的ジャッキ 最大加力 圧縮 5,000 kN、引張 3,000 kN
最大振幅 300 mm( ±150 mm )
最大速度 1 cm/s
全高 2,340 ±150 mm
動的ジャッキ 最大加力 圧縮 1,000 kN、引張 1,000 kN
最大振幅 600 mm ( ±300 mm )
最大速度 20 cm/s
全高 3,821 ±300 mm
万能試験機 試験レンジ 2,000、1,000、400、200、100、40 kN(6段切替)
ラムストローク 300 mm
試験仕様 引張( 丸棒・平板サイズ: 0 ~ 90 mm )
圧縮( 圧盤サイズ: Φ220 )
曲げ( 最大スパン: 900 mm 支点幅: 200 mm )
恒温恒湿室 内寸法 幅 3,496 × 奥行 4,396 × 高 2,200 mm
温度範囲 -10 ~ +60 ℃
湿度範囲 20% RH ~ 98% RH
反力壁 基本寸法 幅 5,200 × 厚さ 1,000 × 高 5,100 mm
許容耐力 1,000 kN・m ( 幅 1m 当たり )
反力床 使用鋼材 PC鋼棒 Φ32
許容耐力 500 kN ( 1本当たり )
天井クレーン 定格荷重 10 ton × 2 基
揚程 9.55 m
スパン 12.2 m

コワーキングスペース

  •  川田グループ内での共同開発を推進するために2023年8月に開設しました。Wi-Fiだけでなくプロジェクターなどの設備を整え、通常業務だけでなく打合せ・報告会などに利用することができます。

機械技術開発室

  •  工場や現場での安全性や品質および生産性の向上を目指した技術開発部門として、2020年4月に設立されました。3Dプリンターなどさまざまな試作設備によりアイデアの具現化が効率的に行え、工場や現場へ実装されています。

開発業務

  • 開発業務打合せ

  • 3DCADによる機械設計

  • 3Dプリンタによる部品試作

試験評価

  • 現場での測定機導入試験

  • 現場での開発品評価
    (鋼桁ケレン装置システム)

  • 現場での開発品評価
    (プラズマ切断トーチ)

技術開発例

  • 鋼桁ケレン装置システム
    (現場)

  • PC床版打継部洗浄装置
    (工場)

  • HTB選別機
    (機材センター)