事業紹介
川田建設とは
橋梁の新設・保全では、国内屈指の技術と実績を誇っています。複合トラス橋とエクストラドーズド橋の技術を融合した世界初の橋梁形式となる群馬県八ツ場ダム「不動大橋」などの唯一無二の橋を生み出す一方で、首都高速道路の大規模補修をはじめ、老朽化が進む橋梁の保全分野においても業界を牽引する存在です。
新設事業
PC-BRIDGE
私たち川田建設は1971年の創業以来、PC(プレストレスト・コンクリート)橋梁の建設で全国各所にその実績を残してきました。土木学会の田中賞をはじめとする多数の受賞経歴は、当社の高い技術力と信頼の証です。
近年は橋梁の構造も多様に進化しています。当社も2010年竣工の「永田橋」や「不動大橋」など日本初、世界初といった複合構造橋梁の新設を実現するなど、橋梁建設技術の進展に寄与しています。
更新事業
RENEWAL
インフラ老朽化対策の推進について、2013年11月に関係省庁連絡会議においてとりまとめられた「インフラ長寿命化基本計画」に基づき、NEXCO各社は高速道路等の維持管理・更新等を2014年度から2030年度において実施することとなりました。
この事業の一つである橋梁の床版取替工事には、プレキャストPC床版が採用されることとなり、当社のPC橋梁建設技術が期待されています。
保全事業
RENOVATION
社会インフラが成熟する一方で、深刻な問題となってきているのが橋梁の老朽化です。建設後50年を超える橋梁が、2023年には約17万橋になると予想されています。当社は橋梁の新設で培った技術と経験をもとに、橋梁の保全事業を展開。橋脚の耐震化、落橋防止工事、橋桁の断面補修、コンクリート剥落防止工事、塩害対策など、鋼・コンクリートを問わずあらゆる橋の補修・補強を行い、橋の維持・保全に貢献しています。
プレキャスト事業
PRE-CAST
国土交通省では、すべての建設生産プロセスにICT等を活用する「i-Construction」を推進するなど、建設現場の生産性を2025年度までに2割向上させることを目指しています。そして当社もPC建設技術における生産性の向上に取り組んできました。そのキーワードは「プレキャスト化」です。当社は栃木県(那須工場)と大分県(九州工場)にプレキャスト製品の製作工場を有しています。特に那須工場は、国内有数のハイグレードの認定を持つ工場で、取扱製品は橋桁をはじめとする土木構造物にとどまらず、ビルやスタジアムの柱や梁といった建築部材にまで及んでいます。